地獄や鬼といった和の世界観を活かすため、「ボードゲーム、巻いてみました」を合言葉に、ボードを巻物にしてみました。ボード以外でも、和紙で梱包したパッケージ・巾着袋・文鎮・おはじき等、和の要素を多く取り込んだコンポーネントを揃えています。
巻物ボードを颯爽と広げれば、注目されること必至です。
誰でも楽しめるシンプルなルール
「だるまさんが転んだ」をモチーフにした度胸比べ
「地獄」や「鬼」といった重々しい響きとは反対に、ゲーム内容は、子供のころに遊んだ「だるまさんが転んだ」をモチーフにした、シンプルで誰でも楽しめる内容になっています。必要なのは勘と度胸だけ。
鬼は起きるか、眠ったままか…
ゲームの進行を決める3種類のチップ
プレイヤー(魂くん)は、それぞれ自分の袋を持ち、袋の中に入っているチップを引いてゲームを進めます。チップには次の3種類があります。
About
①居眠りチップ:鬼は眠ったままです。1マス進みます。
②鬼の目チップ:鬼は少し目を覚まします。2枚引くと完全に目が覚め、3マス戻されターン終了です。
③鬼の顔チップ:鬼が完全に目を覚まします。1枚引いた時点で、 3マス戻されターン終了です。
プレイヤーは袋の中のチップを引くかどうかを選択します。
チップを引いた場合は、そのチップの効果に従います。引かなかった場合(「隠れる」といいます)は、現在止まっているマスに指示されているチップを自分の袋に追加します。
チップを追加していくにつれ、3種類のチップを引き当てる確率が変わっていき、プレイヤーの選択に影響を与えます。相手の袋にチップを入れるマスもあります。「隠れる」を選択するか、鬼が目を覚ますまでチップは何枚でも引けます。
プレイヤーは、状況を判断しながら先に進むのか、安全を確保するのか、相手を邪魔するのかを選択します。
袋を変えて、戦局を有利に
「自分の袋を他のプレイヤーの袋と入れ替えるマスも存在します。
安全チップの多い袋は狙われ、鬼の目や顔チップがたくさん入っている袋は押し付けられます。 しかも、袋の中身は見ることができません。袋が交換されていくうちに、どの袋がどういう状態なのかがだんだん分からなくなり、混沌としていく様が面白くもあります。
下のフローチャートを繰り返し、最初に出口に辿り着いた人の勝ちです。 非常にシンプルで、何度でも気軽に遊ぶことができるゲームです。